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映画「銀色の雨」を観て [レポート]

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 今日から旭川で公開が始まった”銀色の雨”。初日ということで鈴井監督の舞台挨拶もありました。映画はまだこれからも公開されるところがあるのでネタバレなく感想を書こうと思います。 舞台挨拶の様子も書くので続きからどうぞ。(携帯の方は見れちゃうので注意してくださいね)

 

 まずは映画の感想から。 近年の映画とは違う日常にありえるものを描いた映画。自分にはなくてもこれからありえるかもしれないし、周りではあるのかもしれないと思える内容。そのため映画にすんなり入っていくことができました。 出演者の方々は豪華で、でも誰かが突出しているわけでもなく主人公3人は平等な位置にいました。私が観ていてぐっと来たのはやはり後半。それに伴っての雨の使われ方。タイトルにもなっている雨は重要な役割を果たしていたと思います。そして主題歌がエンディング(エンドロール)で流れますがこの歌がまた良い。観終わった後何だかホッとしたような暖かい気持ちになったのと少しだけ雨が好きになりました。 そうそう、ナックスさんたちはなかなかいいところで映っていましたね。絡みもありましたし、大泉さんのアドリブも最高でした。他にもサンドウィッチマンの2人も熱演でしたよ。音尾さんも良い役でした。


 終了後舞台挨拶へ。シアター入り口の階段を上がってきて客席を通り舞台に現れた鈴井監督。黒のスーツっぽいいでたちで登場。たくさんの拍手をもらっていました。では話されたことを箇条書きにて(鈴井監督ばかり見ていて話が頭に入ってこず;かなり抜けています。なので箇条書きにて失礼します)

・舞台挨拶を6箇所ぐらいさせてもらいましたが必ず言うのは「地味な映画だということ」。

・鳥取県の米子市で撮りましたが鳥取県といったら何が有名か?砂丘ですが、砂丘は嫌な思い出があるので(どうでしょうの砂丘事件)。(撮影前か舞台挨拶のときか)謝りました。さすがに鳥取ではこの話(砂丘事件)はできないですよね。ここ(北海道)だから笑って話せるんです。

・とにかく鳥取県や米子市の皆さん総出で協力してくれました。映画に鳥取県知事と奥様が出ています(出ていたところを教えてくれたがネタバレになるので書きません)。また撮影していて軽トラが来たかと思うと「これ食べて」と発泡スチロールを置いていき、少したってまた来て「足りなかったからまた持ってきた」という暖かい人や土地にふれました。

・中村獅童さんについて。テレビとかで見ていた印象があったので正直言ってなんか言ってくるかな?とか絡みづらい人かと思ったいたが撮影中は「はい、わかりました」しか言わない人。とやかく注文をつけてくることはなかった。きっと舞台挨拶とかでおだってしまう人なんだなあと。リップサービスがいいからあんな人だと思ってしまう。獅童さんはいい人なんですよ。まじめなんです。

・原作者の浅田次郎さんについて。浅田作品は好きで読んでいる。だが実はお会いしたことはない。試写会とかで会う予定だったが僕(鈴井)がダメ人間出版記念で回っていたときだったので会えなかった。浅田さんは小説と映画は娘を嫁に出すという感覚。小説が親で映画は娘。だから嫁に出したところに文句を言わない。だから原作では章次は元ボクサーでヒットマン(やくざ)という設定だったけど僕はそれが非日常だったので設定を変えさせてもらった。ただ孤独感と章次の設定だけは変えないでと言われた。感想を聞くまで「ダメだ」と言われたらどうしようと内心ドキドキしていたが試写会の感想をスタッフ経由で聞き「良かった」と言われ胸をなでおろした。

・とにかく鳥取も寒かった。氷点下まではいかなくてもキャストは雨にうたれる。若いキャストが本当に頑張っているなあと思いました。しかも駅の撮影とかが多いので最終電車が行ってからの撮影なので深夜1時とかも。僕も深夜1時ぐらいまで撮影して次の日(と言っても当日)朝4時から撮影・・・というスケジュールで大変でした。

・元々この映画は”銀色の雨”を作ることにあたって監督は誰がいいか?ということで声をかけてもらった。今までの映画は(3作品)はメイドイン北海道だったが今回は鳥取県。しかも映画スタッフに事務所のスタッフが入っていない。いつもはプロデューサーに妻の名前がバーンと出るが。さらに原作があっての映画作りも初めてだったのでいろいろとあった。キャストも初めての人が多かったがナックスが撮影に来たときには和んだ。特に大泉にはあんな格好をさせてやった。それとファンミーティングの3日間はいい気晴らしになった。

・ぜひ旭川を舞台の映画を作って欲しいとの質問に。「179市町村を全部撮った」と言うのもいいかも。シーンごと各市町村で撮るみたいな。カントリーサインではできなかったので(どうでしょう企画)その代わりオクラホマに回ってもらっている。「やればできんじゃねえ」と言ったら「後4・5年かかりますよ」と言ってた。でも179市町村撮るのはいいなあ。

・札幌から来た人でもう5回も銀色の雨を観ていて、いい映画なので他の人に広めたいがどういったらいいのかという質問に。それぞれ好みがあるので無理強いはできない。でも浅く広くというのではなく僕は狭く深くがいい。映画が何でいいかというと(何年後にも)残るから。今はDVDやブルーレイの時代なので「これ○○監督の作品だよね」と何年か後に観返してもらえる。そこを狙っている。僕は広く伝わるのではなくとにかく深くがいい。


 まだ何か話していたような気がしますが思い出せず、しかも前後ばらばらです。行った方でこの記事を読んで足りない部分や表現法が間違っているときはコメント欄にて教えてください。

 社長室を読んだら「45分しゃべっていた」とのこと。確かに長かったですよ。でもいろいろな話が聞けて楽しかったです。映画もぜひ観て頂きたい。私もまだ機会があればもう1度観たいなと思います。

 長々と失礼しました。


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